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何気なくいったパチンコにどはまり。やめれなくなってしまった・・・
こういった声をよく聞きます。
私自身、職場の先輩といったパチスロがきっかけで15年以上にわたり、パチスロ依存に陥ることになりました。
パチンコを【やめたいのに、やめれない】。なぜ、はまってしまうのか?
今日はパチンコにはまってしまう原因を理解し、対策をたてていきましょう。
パチンコに多くの人がはまってしまう最大の理由【お金】と【大当たりの快感】
パチンコにはまってしまう最大の理由といってもいいのが【お金】と【大当たりの快感】です。
自分がパチンコを打っている姿ね・・。
あたりが来ず、大きくはまりイライラし始めます。
この際、体にはどのような変化がおきているのでしょうか?
この状態では脳内にはノルアドレナリンという物質が分泌されています。
ノルアドレナリンとは「怒りの脳内物質」と呼ばれ、イライラの興奮状態に陥ります。
この状態で熱い演出が発生し、レバーをたたく腕に力が入ります。
魚群が走るかもしれません。突然のブラックアウトかもしれません。
一瞬の静寂と、ド派手なBGMと演出がながれます。
この時、脳内で一気にドーパミンが放出されます。
ドーパミンとは行動するための「脳内物質」と呼ばれ、大当たりの期待が高まると【脳に快感】をもたらします。
「脳汁」と表現されるやつですね。
朝から何万も投資し、待ちに待ったコーヒータイムです。
大当たりを消化していくとベータエンドルフィンが分泌されます。
ベータエンドルフィンは安心感とリラックスをもたらします。
【ベータエンドルフィン】とは?
脳内で働く神経伝達物質「エンドルフィン」のひとつで、モルヒネと同じような作用をする物質です。
エンドルフィンは、子牛や豚の脳から発見されたもので「体内で分泌されるモルヒネ」を意味しています。モルヒネの数倍の鎮痛効果があり、気分が高揚したり幸福感が得られるという作用があります。マラソンなどで苦しい状態が一定時間以上続くと、脳内でそのストレスを軽減するためにβ-エンドルフィンが分泌され、やがて快感や陶酔感を覚える「ランナーズ・ハイ」と呼ばれる現象がよく知られています。またβ-エンドルフィンは性行為の際やおいしいものを食べたときなどにも分泌されることが分かっています。
厚生労働省e-ヘルスネットより引用
このハマりから大当たりの落差が脳に大きな快感を与えます。
地獄から天国へ・・・
誰もが感じたことがある「救われた」・・・あの感覚です。
ベータエンドルフィンは麻薬であるモルヒネの6倍もの効果があるといわれています。
パチンコで大勝ちを一度でも経験してしまうと、
- ノルアドレナリン↓
- ドーパミン↓
- ベータエンドルフィン
- ①から③の分泌サイクルをもっと味わいたくなり、行動してしまう
そして厄介なのがこの刺激になれると脳は耐性を持ち、自然と作られるドーパミンやベータエンドルフィンの量が減り、普段の自己分泌量を減らしてしまうことです。
パチンコを始めたころは1万円勝って喜んでいたのが、慣れると全く満足できなくなり、さらに大きな金額を求めてしまうのもそのためです。
休日はパチンコ以外にやることがない・・・
パチンコ、パチスロにはまっていると、
パチンコ以外にやることが無いのではなく、脳がそう感じるようになってしまったんですね。恐ろしい・・・
パチンコ機が発するけたたましいBGMや派手な演出に加え、プレイヤーを遊技に参加させることで、のめり込んでいかせようとします。
パチンコ依存症は危険な麻薬に取り込まれてしまった状態と変わらない。
ではこの状態からどうやってぬけだしていけばいいのでしょうか?
対処法を考えていきましょう。
【お金】と【大当たりの快感】を含めたパチンコから抜け出す為には?
この【お金】と【大当たり】の快感を含めた、【パチンコを打ちたい】という欲求をおさえるにはどうすればいいのでしょうか?
それは、
パチンコへの正しい知識を得て、自分がパチンコに行ってしまう本当の原因を探ることです。
パチンコに対しての正しい知識ってどういうこと?
その点について、これから説明していきますね
そうすることでパチンコに行かない時間を作れるようになってきます。
1. トータルで見ると【パチンコは絶対負けている】という真実
【トータルで見るとパチンコは絶対負けているという真実】を理解する
お金を増やすつもりでいっているのに・・・毎回、毎回負けている?
パチンコは打てば打つほど、負けるようになっています。
パチンコに行けば行くだけ負ける理由【知っておきたい】パチンコの還元率
還元率って何?
簡単に言うと、使った額に対してどのくらい戻ってくるのか?という【戻り率】のことです。100%を超えると、行けば行くだけ増えるということですね。
【ギャンブル還元率】
ギャンブルは胴元(元締め、運営者)が必ず儲かる仕組みになっている。でなければ潰れてしまいます。
ギャンブル名 | 還元率 |
---|---|
オンラインカジノ | 93~98% |
パチンコ(パチスロ) | 80~85% |
競馬 | 70~80% |
ボートレース | 75% |
競輪 | 75% |
簡単に考えたら、1万使ったとして、8000円~8500円もどってくるということ?
ざっくり考えるとそうなります。ただ、あくまで平均値としてなので、0円になったり、1万円以上になってもどってくることもあります。
これを見るとパチンコって還元率がいいの?
あくまで公表値ですからね。この計算だと1万円使って8000~8500円戻ってくる。5万円使って40000~42500円戻ってくる。【パチンコってそんな良心的なギャンブルなんですね】と聞きたくなるレベルです。答えは闇の中だと思ってください。
はっ、そんなに戻ってきてる?闇だね闇。
以前から私はこの還元率について疑問を感じていました。「こんなに戻ってきていれば、ここまで負けない」その疑問の答えも、書籍を読むことで理解しました。
めんどくさいと思いますが、一度【収支表をつける】ことをおすすめします。1ヵ月で自分がどれだけ負けているのか分かります。私は負けすぎて途中で収支表をつけなくなりましたが(現実を直視できない位、じっさい負けている)・・・効果はあります。
収支表をつけ1カ月にどれ位負けているのか把握する。年間いくら負けていますか?
1度でも10万、20万と大勝ちすると、その時の記憶が強すぎて、普段の負け額があいまいになっています。
10万勝ったのはいつだったかな・・・?20万勝ったのは?もう思い出せなくい前だったかな。
今までパチンコにいって朝の手持ちの金額から10万円、20万円になった確率はどれくらいでしょうか?
10回に1回?15回に1回?
1年に1回?でしょうか?
そんな夢を見て【今まで一体いくらパチンコにお金をいれたきたでしょうか?】
結局パチンコなんかしないほうがお金はたまっていませんか?
私も「これまで一体いくら負けているんだろう」・・・「どうせ今日行ってもまた負けるだけだしな・・・」そう思えるようになってくると、パチンコ熱が冷めていくのを感じました。
最終的には【打ちに行くのがアホらしい・・・】そう思えるようになり、「パチンコ以外でお金をうみだす手段はないだろうか?」そう思うようになったのです。
- パチンコにいけば負けるだけ【お金を失うだけ】
- なぜなら、【パチンコは多額のお金を失うだけの遊びだから】
「パチンコ以外でお金をうみだす手段はないだろうか?」と考え始めると、パチンコをやめるきっかけを見つけることができます。
そうしなければ、パチンコ店は営業していけません。
お店が儲かる設定を入れているんですから、客側が勝ち続けることなど不可能なのです。
飲食店に行く時と比較すると、さらに理解しやすいです。
あなたは飲食店に何を目的にいきますか?
美味しいごはんを食べたいとか、雰囲気を味わったり、気分転換かな。
そうですよね。飲食店はお客を満足させるために、
飲食店でおなか一杯美味しいものを食べた後、レジで【お金が増えて戻ってくるかな…?】なんて期待しないですよね。
当たり前でしょ。ご飯を食べに行ってるんだから。
パチンコ店に遊びに行く目的も本来なら同じではないでしょうか?
おなかいっぱい遊技させて(遊ばせて)もらったうえ、冷暖房がしっかり効いた快適な場所を提供してもらい、帰るときにお金が増えて戻ってくることを期待するのが不思議ではありませんか?
たしかに・・・。パチンコ店は高いお金を払って、遊ばせてもらう場所。「遊ばせてもらった価値」に対して私たち遊技者はお金をはらっているってことね。
本来はそういう価値観であるべきですよね。しかし、それだとパチンコに行く人はいなくなる。100%負けるパチンコ、スロットなんて誰も行かなくなりますからね。トータルしたら大負けしてるに、1回の大勝ちが印象に残るようになっているんですよね・・・。
【パチンコやめたいのにやめられない】のはなぜ?それは脳内物質が影響しているから
今日は【パチンコやめたいのにやめられない】のはなぜ?そのはまってしまう理由を考えました。
その理由として【お金が絡んでいるため】、一度大勝ちすると、
ノルアドレナリン→ドーパミン→ベータエンドルフィンの分泌サイクルをもっと味わいたくなり、パチンコに行くという行動をしてしまう。
さらに、この刺激になれると脳は耐性を持ち、自然と作られるドーパミンやベータエンドルフィンの自己分泌量を減らしてしまい、それを求めて、簡単に脳内物質を補給できるパチンコに依存してしまうということでした。
【対策としては】まずは、
【パチンコに行けばお金が増える】のは錯覚で、【パチンコに行けば行くだけお金は減り続ける】システムであるということを理解することです。
今までパチンコで失った金額はパチンコをやめる為の高い勉強代だった・・・悔しいですがそう思って割り切る。決してパチンコで取り返そうと思わないことです。
正しい知識を身につけることで冷静になってきます。
そう脳に暗示をかけましょう。
独り言でも「パチンコにいけば負けるだけ」「パチンコにいけば負けるだけ」と何回も唱えてください。
最後に冷静になった時に、自分がパチンコに行ってしまう目的を考え、
あなたは本当はパチンコをうちたいのではない。その先にある【お金】?【刺激】?【仲間】?が本当はほしいもの。
ことでパチンコから抜け出すことが可能です。
パチンコ依存症の最高のクスリは【パチンコを打たない時間】をつづけることです。
この【パチンコを打たない時間】はあなたがつくりあげるしかありません。
パチンコを打たない1日、1日を積み重ねていきましょう。
パチンコに代わる趣味が何にもない・・・。
私もパチンコにはまっているときはそうでした。ただこのままパチンコにお金を吸い込まれ続けるのが嫌で、いろんな趣味にチャレンジし、パチンコを卒業することができました。
その記事もまとめてありますので、参考にしてみてください。
このブログを見てくださったあなたがパチンコから卒業できる日を心から応援しています。
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